こんにちは!キツネパパです。
今、僕は病棟で看護師として働いています。記録を書き、患者さんの様子を見て、痛みを訴える人に「大丈夫ですか」と声をかけながら、夜勤明けの朝を迎える日もあります。
でも実は数年前まで、ほんとうに何もうまくいかない時期がありました。
「どうせ無理」「誰にも必要とされてない」——そんな言葉ばかり吐いていた、あの頃の自分がいます。
今の僕から、あの頃の自分に、少しだけ伝えたいことがあります。
目次
- 「どうせ無理」と吐いていた頃
- 認められたくて、認められなかった日々
- 看護師になって、やっと気づいたこと
- 今も、途中。だけど
- 最後に
「どうせ無理」と吐いていた頃
調理師を1年で辞めて、声優養成所に通い、劇団に入ったこともあった。でも進級できず、夢は遠のいていく。コンビニや家電販売、介護と、なんとか生活をつないでいた。
ある時期は、ほとんど実家から出られないような時期もあった。毎日が苦しくて、生きている意味なんて分からない。何をやっても空回りする。履歴書に書けるような武器もなく、周りは前に進んでいくのに、自分だけが取り残されている感覚でした。
心の中は、いつも諦めと悔しさでいっぱいだった。
「自分には何もない」「どうせ誰にも必要とされない」——そう思っていた日々は、美化できるものじゃない。当時は、よくなかった。それは今でも変わりません。
認められたくて、認められなかった日々
誰かに認められたくて、でも認められないことが当たり前だった。
劇団に入れてもらえた時は、「よっしゃ、ついに認められた」と思っていました。でも親に説得されて、途中で辞めた。あの時の興奮と、あとから残った悔しさは、今でも覚えています。
恋愛もうまくいかなかった。周りは結婚していく。SNSを開けば、幸せそうな報告が流れてくる。自分には、自信を持てる実績も、特別な仕事もなかった。
看護の道に進むと決めても、簡単ではなかった。看護学校は2度落ちた。働きながら学校へ通い、夜は勉強、日中は現場。国家試験の点数は、一度も合格圏内には入らなかった。何度も心が折れそうになりました。
それでも「変わりたい」気持ちだけは、どこかで消えなかった。
だけど、それだけでは足りない日もたくさんあった。
看護師になって、やっと気づいたこと
看護師になって10年。今でも完璧じゃない。夜勤で仮眠から戻ったあと、見落としがあったと気づいて、胸がざわつくこともある。患者さんに冷たくされたり、名前を呼んでも無視されたりすると、帰り道が重くなる日もあります。
それでも、あの頃の苦しみや、悩みや、自分の存在価値すら見えなかった経験が、今、誰かの支えになっていると、少しずつ思えるようになってきた。
患者さんの痛みに共感できるのも、「大丈夫ですか」と心から声をかけられるのも、あの頃の自分がいたからだと思っている。
夜勤の休憩で、経済的に苦しい患者さんを見て、退院したあとどうやって生きていくのかと想像してしまうこともある。何もできなかった過去の自分と、目の前の人の不安が、重なる瞬間がある。
全部、無駄だったわけじゃない。当時は地獄に感じていた時間も、いまの自分をつくるピースのひとつになっています。
今も、途中。だけど
だから今、あの頃の自分に伝えたい。
生きててくれて、本当にありがとう。
何もできなかった過去も、誰にも必要とされなかったように感じた日々も、全部、いまの自分をつくる大切なピースだった。
看護師として働きながら、家族との時間を守りたい。妻と子どもに、少しでも恩返しできる人生にしたい。発信にも挑戦している。まだ途中で、不安が消えたわけでもない。
でも、あの頃の自分がいなかったら、今の僕はいないから。
遠回りして、何度もつまずいて、それでもここまで来た。人生は、すぐには変わらない。でも、小さな選び直しを積み重ねることで、少しずつ変わっていく。僕自身、まだその途中です。
最後に
もし今、
「どうせ無理だと思っている」
「誰にも必要とされていない気がする」
「何もうまくいかない」
そんな場所にいる あなた がいたら、伝えたいことがあります。
大丈夫。あなたの過去も、痛みも、いつか誰かの支えになるかもしれない。
だから、生きててくれてありがとう。
僕も、まだ途中です。遠回りしても、人生は選び直せる。そう信じながら、これからも歩いていこうと思います。
では、また。

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